《「勉強会」便り》7
 

  1. われわれの勉強会に2月にはスペイン語、4月からはフランス語のコンペンディウムをお持ちの方が参加しており、訳語の選択に幅ができるようになった。その好例が設問25に出てくる「神に自分をゆだねること」という表現である。英文ではthe full surrender of ourselves to Godとなっており、「自己放棄」の意味だという意見がだされたが、スペイン語、フランス語に照らし会わせてみると「自分をゆだねる」という訳が適切ということになった。
     

  2. 設問27の「父と子と聖霊という3つの御名をもっておられる唯一の神を信じること」の「3つの御名」は英語ではin three Personsであり、大文字が使われているから「ペルソナ」とか「位格」という語を用いるべきかもしれないが、「御名」は大変わかり易く、特に誤解を招くこともないと思われ、この語を使うことにした。